LCOS-SLMに関する特性

位相揺らぎ

LCOS-SLMには、液晶の駆動周期120 Hzに対応した位相揺らぎがあります。位相揺らぎは液晶の駆動電圧が高いほど大きくなります。液晶の駆動電圧を低くすることで、位相揺らぎを小さくすることができますが、液晶の応答速度は遅くなります。このように応答速度と位相揺らぎはトレードオフの関係にあります。当社のLCOS-SLMは、USB接続したPCから、液晶の駆動電圧を低電圧に設定することが可能です。応答速度と位相揺らぎの代表例を表に示します。

駆動電圧―応答速度・位相揺らぎ(代表例)

型名

特定波長向けタイプ 

-02

-03B

-16

駆動電圧

標準

低電圧

標準

低電圧

標準

低電圧

応答時間

上昇時間(ms)

28.8

83.0

24.0

126.0

11.6

54.0

下降時間(ms)

75.0

134.0

79.0

256.0

37.0

110.0

位相揺らぎ

Peak to peak(π rad.)

0.0031

0.0023

0.0043

0.0013

0.0029

0.0017

RMS(π rad.)

0.0008

0.0007

0.0013

0.0003

0.0008

0.0004

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