LCOS-SLMに関する特性

駆動タイミング

コントローラ内部にはフレームメモリが配置され、当社のLCOS-SLMでは、フレームレート60 HzのDVI信号に同期して位相画像が格納されます。位相画像は240回/sでフレームメモリから読み出されてD/A変換器(DAC)に送られ、LCOS-SLMを駆動するアナログ信号となります。通常、液晶はAC駆動されるため、液晶の駆動周期(リフレッシュレート)は120 Hzとなり、これに対応した位相揺らぎが観測されます。
液晶の応答時間 はリフレッシュレートやDVIフレームレート(60 Hz)よりも遅いため、位相画像に対応した位相分布を得るための時間応答(位相画像更新周期)はこの液晶の応答時間に依存し、10 Hzから数十Hz程度となります。

ブロック図

タイミングチャート

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