FAQs

LCOS-SLMの開発は、浜松ホトニクスによって独自に行われたのでしょうか?

CMOSバックプレーン、光学薄膜フィルムを含むLCOS-SLMのシステム全体は当社独自に設計・製造されたものです。このためLCOS-SLMはレーザの波長に対して最適化されています。

カスタム品への対応は可能でしょうか?

すべての部品が社内設計されたものであるため、カスタム品については柔軟な対応が可能です。ご要望については最寄りの営業所へご連絡ください。

デバイス個々の位相特性および平坦度の補正のため、実際の使用前に位相特性と平坦度の測定は必要でしょうか?

必要ありません。優れた直線性の位相特性をもったLCOS-SLMを出荷をしています。また、個々の平坦度補正データを併せて提供しています。

LCOS-SLMは、位相安定性の高いデバイスでしょうか?

LCOSチップ駆動のためのコントローラは入念に設計されており、駆動に伴う位相揺らぎは極めて小さくなっています。詳細に関しては、当社までお問い合わせください。

LCOS-SLMを駆動するために、特殊なインターフェースが必要でしょうか?

必要ありません。DVI出力の標準グラフィックカードのみで駆動が可能です。2ポート付タイプのグラフィックカードで、それぞれのポートでモニタとLCOS-SLMの制御をすることが理想的です。

LCOS-SLMの耐光性について教えてください。

大きく分けて、波長、平均出力、パルスエネルギー・ピークパワーの要素があります。以下のページで詳細な情報をご紹介していますのでご覧ください。

ご使用になるレーザの条件がページに掲載されていない場合、レーザの仕様(波長、平均パワー、パルスエネルギー、パルス幅、繰り返し周波数)をお伝えいただければ、当社からアドバイス差し上げることができますので、お気軽にお問い合わせください。

デモ機を借りることは可能ですか?

可能です。ご要望をいただきましたら、スケジュールを調整させて頂きます。通常、貸し出し期間は2週間です。返却時には、デモ機の評価結果を共有いただけますと幸いです。

LCOS-SLMの価格表はありますか?

価格表の提供は行っておりません。ご要望の空間光変調器の価格については、営業所にお問い合せください。

保証期間はどの程度でしょうか?

納入後12ヵ月です。

水冷タイプのL, Rには、どのような違いがありますか?

水冷ヒートシンクの向きを示しています。Lは正面から見て左側、Rは右側からヒートシンクが出ています。

LCOS-SLMを使った有償での加工や各種実験などに対応できますか? また、見学可能な実験施設などはありますか?

弊社では有償での加工や各種実験は実施しておりません。また、社外のお客様をお招きするための実験施設も有しておりません。無償でデモ機の貸出しを承っていますので、デモ機をご使用のうえLCOS-SLMを評価いただけますと幸いです。

製品の購入やさらに詳しい情報についてはお問い合わせください。

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